スペック修正のいろいろ

こんばんは、ウエキです。

前回、演出修正に関する重い、軽いみたいな話をしたんですが、今日は、スペック修正に関する話を書いていきます。

スペック修正というのは、ほんとに特殊なスペックとかすごい絶対だれもマネできないだろうってみんなが感じるもの以外は、基本的に、ある程度柔軟に対応できるように仕込んでおいたりします。

そもそもスペックを決めるタイミング開発の結構後ろのタイミングにもってきたりもします。

これはやはり、開発に1~2年かかるので、スペックの流行りすたりがあったり、規則が変わったりを想定してそのようにしていたりします。

なので、最初想定していたスペックの延長線上にあるようなスペック、例えば、ST機だけどALL1500なのか、2000or1000の出玉振り分けなのか、とか、ST回数を変えるとかそういった修正はかなり軽微なものになります。

総じて、使っているユニットや内部的な仕組みが変わらないレベルであれば、基本的には軽微です。

ユニットが変わってしまうと場合によっては時間かかるときがあります。ユニットを変えないといけない例としては、ループで作っていて、即連タイプなので、BAが低かったけど、ロングSTに変えて高BAにしないといけないなど、ユニット性能を変えないといけないときは、ユニットに変更が入ることがあります。

仕組みが変わる例としては、ST機とループ機というのは実はそこまで変わりなくて、特図タイプから普図タイプであったりとか、小当りRUSHから1種2種タイプとか、仕組みが変わるとスペック的には全然変わるのもになるので、そう言う場合は演出もやり直しが発生しますから、合わせて重たい作業にはなりますね。

こういう重たい変更が入るよくある例としてはいくつかあって

・市場で似たような機種の実績がすごく悪い

・規則が変わって、急にできなくなった

・規則が変わって、他にできることが増えた

・突然ひらめいた

みたいなパターンですかね。

市場実績的な外部要因で変わることと規則によって変わることは定期的に起こります。規則に関しては、前向きな方向に変わるならいいんですが、できなくなっちゃったパターンは単純につらいです。

あとはほんとまれに、めちゃくちゃ良いスペックを思いついて、話してみてたら、今すぐやろうみたいになるパターンですかね。

こういうパターンはみんながいいねってなってスペックを変更するので、成功することがほとんどじゃないかなと思います。

もちろんパチンコにおいてスペックってかなり大事な要素になりますが、最近は似たようなスペックやごまかした表記のスペックばかりで、飽き飽きしている感がありますよね。

できることなら新しい体感のスペックを打ちたいなって思う今日この頃です。(自分で作れ

また、お会いしましょう。

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